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実家の片付け業者の費用相場|間取り別の目安と選び方のコツ

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実家の片付け業者の費用相場|間取り別の目安と選び方のコツ

暮らしのお役立ち
この記事でわかること
  • 実家の片付け業者の費用は1Kで3.5万円〜、4LDK一戸建てで25万〜50万円超
  • 自力と業者依頼の「本当のコスト」を比較した判断基準
  • 実際の3つの事例から見るリアルな費用感
  • 業者選びで失敗しないためのチェックリスト
  • 費用を最大30%抑える「ハイブリッド方式」の具体的な使い方

親が施設に入ることになった。相続が発生した。空き家になった実家をどうにかしなければならない。

こうした状況に直面したとき、多くの方がまず考えるのが「実家の片付け」です。しかし、数十年分の荷物が詰まった家を前にすると、どこから手をつけるべきか途方に暮れてしまうのが正直なところではないでしょうか。

この記事では、実家の片付けを業者に依頼する場合の費用相場を間取り別に整理し、実際の事例3件から見たリアルな費用感、業者選びのチェックリスト、自力との比較表、そしてよくある質問まで網羅的に解説します。実家じまいを検討中の方が「次に何をすればよいか」を判断できる内容になっています。

実家の片付けが必要になる4つの場面

実家の片付けが現実的な課題になるタイミングは、大きく分けて4つあります。それぞれ事情は異なりますが、**「先延ばしにするほど負担が大きくなる」**という点は共通しています。

親の施設入所・入院

親が高齢者施設や病院に入ることになった場合、実家は空き家になります。すぐに片付ける必要がないように思えますが、空き家のまま放置すると建物の劣化が進み、近隣への影響や防犯上のリスクも生じます。施設入所が決まった段階で、実家の今後について方針を立てておくことが大切です。

親が元気なうちであれば、本人の意向を確認しながら整理を進められます。何を残し、何を手放すかの判断に、ご本人が関われることは精神的な面でも大きな意味があります。生前整理として進めたい場合は、生前整理のやり方|何から始める?具体的な手順とチェックリストも参考にしてください。

相続の発生

親が亡くなった後の実家の片付けは、相続手続きと並行して進める必要があります。不動産の売却や名義変更を行う前に、家財の整理が必要になるケースがほとんどです。

相続人が複数いる場合は、誰がどのように片付けを進めるか、費用をどう分担するかを早めに話し合っておくと、後のトラブルを防げます。片付け費用は相続財産から支出できるのが一般的ですので、費用面の心配がある方はこの点も覚えておくとよいでしょう。

相続と遺品整理の関係について詳しくは遺品整理と相続手続きの関係|先にやるべきことと注意点をご参照ください。

空き家の管理・売却

すでに空き家になっている実家を売却したい、あるいは賃貸に出したいという場合、家財が残ったままでは手続きが進みません。また、「空家等対策特別措置法」により、管理が不十分な空き家は行政から指導を受ける可能性もあります。

空き家を放置すると固定資産税の優遇措置が外れ、税負担が最大6倍に増えるケースもあります。売却や活用の予定がなくても、早めの片付けが経済的なリスクの軽減につながります。

空き家期間が長いほどリスクは増大します。具体的には以下のような問題が発生しやすくなります。

  • 建物の劣化(雨漏り・シロアリ・配管の腐食)
  • 不法投棄や不審者の侵入
  • 雑草の繁茂による近隣からの苦情
  • 固定資産税の増額(住宅用地の特例が解除される場合)

実家じまい(親の存命中に家を手放す)

最近増えているのが、**親が元気なうちに実家を売却・処分する「実家じまい」**です。高齢の親が一人暮らしを続けるリスクや、子世代が将来的に管理できないことを見越して、計画的に片付けと処分を進めるケースです。

実家じまいでは、片付け費用に加えて、不動産の売却手続きや解体費用が発生する場合もあります。家財の片付けだけで見ると費用感は通常の実家片付けと同じですが、不動産売却を見越して早めに動くことで、売却価格の維持にもつながります。

自分で片付けるか、業者に頼むかの判断基準

「できるだけ費用を抑えたい」と考えて自力での片付けを検討する方は多いです。しかし、実家の片付けは一般的な部屋の掃除とは規模が大きく異なります。以下の表を参考に、ご自身の状況に合った方法を選んでください。

自力 vs 業者|徹底比較表

比較項目 自分で片付ける場合 業者に依頼する場合
所要期間 土日を使って数週間〜数か月 1日〜2日で完了
直接費用 交通費・宿泊費・不用品回収費で10万〜30万円 間取りに応じて3万〜50万円
隠れたコスト 有給消費・体への負担・精神的疲労 ほぼなし
体力的な負担 大型家具の搬出は怪我のリスクあり すべて業者が対応
精神的な負担 思い出の品を一人で判断する必要がある プロの仕分けサポートあり
不用品の手配 自治体ごとのルールを調べて個別に手配 一括で対応
買取の対応 自分でリサイクルショップに持ち込み 作業と同時に買取査定可能
遠方の実家 複数回の帰省が必要 立ち会い不要で依頼可能

自力で行う場合の「隠れたコスト」を見落とさない

自力で行う場合に見落とされがちなのが、交通費と時間のコストです。

  • 交通費 --- 遠方の実家に何度も通う場合、交通費だけで数万円から十数万円。新幹線利用なら往復2〜3万円が毎回かかります
  • 宿泊費 --- 日帰りできない距離の場合、ビジネスホテル代が1泊5,000〜8,000円
  • レンタカー・トラック代 --- 大型の不用品を処分場に持ち込む場合、軽トラのレンタルが1日5,000〜8,000円
  • 粗大ゴミ処分費 --- 家具1点あたり数百円〜数千円。数十点あれば合計1万円以上
  • 体への負担 --- 重い家具の搬出による腰痛・怪我のリスク
  • 有給休暇の消費 --- 平日に作業する場合の機会損失

これらを合計すると、業者に依頼する費用と大きな差がないケースも珍しくありません。 特に遠方の実家の場合、交通費だけで業者依頼の半額に達することもあります。

「業者に依頼すべき」5つのサイン

以下のうち2つ以上に当てはまる場合は、業者への依頼を検討したほうが結果的に負担が少なくなります。

  1. 実家まで片道2時間以上かかる
  2. 一戸建てで、2階建て以上の物量がある
  3. 片付けに使える土日が月に2回以下しかない
  4. きょうだいが遠方にいて協力が難しい
  5. 親の体調や認知機能の問題で、本人の判断が難しい

おすすめは「ハイブリッド方式」

最もおすすめの方法は、貴重品や思い出の品だけ自分で選別し、残りの搬出・処分を業者に任せる「ハイブリッド方式」です。この方法であれば、業者に全て任せる場合と比べて費用を20〜30%抑えられることが多いです。

具体的な進め方は以下のとおりです。

  1. まず実家に行き、1〜2日かけて貴重品・重要書類・思い出の品を自分で選別する
  2. 「残す物」だけを段ボールにまとめて自宅に送る
  3. 残りの家財はすべて業者に写真を送って見積もりを取る
  4. 業者に搬出・処分を一括で依頼する

この方法なら、費用を抑えながら、大切なものはしっかり自分の手で確認できます。

実家の片付け業者の費用相場|間取り別の目安

業者に依頼した場合の費用は、主に荷物の量と間取りによって決まります。以下は一般的な相場です。

間取り 費用相場 作業人数の目安 作業時間の目安
1R・1K 3万5千円〜8万円 1名〜2名 2時間〜3時間
1LDK・2DK 7万円〜17万円 2名〜3名 3時間〜6時間
2LDK・3DK 12万円〜25万円 3名〜4名 5時間〜8時間
3LDK・4DK 17万円〜35万円 4名〜5名 半日〜1日
4LDK以上(一戸建て) 25万円〜50万円以上 5名以上 1日〜2日

同じ間取りでも荷物の量によって費用には大きな幅があります。長年暮らした一戸建ての場合、物置や屋根裏まで含めると想像以上の物量になることがあります。正確な金額は、実際の写真を送って見積もりを取るのが確実です。

費用に影響する5つの要因

同じ間取りでも、費用には幅があります。見積もりを比較する際は、以下のポイントを押さえておくと金額の妥当性を判断しやすくなります。

  • 荷物の量: 長年暮らした実家は荷物が多くなりがち。物置や押入れの奥まで含めると想像以上の量になることがある。目安として、2トントラック1台分で7万〜15万円程度
  • 搬出条件: エレベーターの有無、階数、建物前の道幅によって作業の難易度が変わる。2階建ての一戸建てで階段搬出が必要な場合は追加費用が発生することも
  • 特殊な品目: 仏壇の供養(1〜3万円)、家電リサイクル法の対象品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は1台あたり1,000〜5,000円)は別途費用がかかる場合がある
  • 買取品の有無: 状態の良い家電(製造5年以内が目安)や家具、貴金属、ブランド品があれば買取額で費用を相殺できる
  • 時期: 3〜4月の引っ越しシーズンは繁忙期で費用が1〜2割高くなる傾向。5〜6月、9〜11月の閑散期が狙い目

遺品整理の費用相場について、より詳しくは遺品整理の片付け業者の相場一覧|料金の仕組みと安くするコツもご参照ください。

東京・埼玉・神奈川の地域別費用比較

実家の場所によっても費用は変動します。一般的に、都市部は人件費が高い傾向があります。

間取り 東京の目安 埼玉の目安 神奈川の目安
1R・1K 3.5万〜10万円 3万〜8万円 3.5万〜9万円
2LDK・3DK 13万〜28万円 10万〜22万円 12万〜25万円
3LDK・4DK 18万〜38万円 15万〜32万円 17万〜35万円
4LDK以上 28万〜55万円 22万〜45万円 25万〜50万円

東京の費用について詳しくは東京の遺品整理費用|間取り別の相場と安く抑えるコツ、埼玉については埼玉の遺品整理費用|間取り別の相場と東京との違いをご覧ください。

実際の事例3選|リアルな費用感と作業内容

費用相場だけでは具体的なイメージがつかみにくいものです。ここでは、実際にあった3つのケースをもとに、どのような状況でいくらかかったのかを紹介します。

事例1:親の施設入所に伴う2LDKマンションの片付け

項目 内容
状況 80代の母が介護施設に入所。築35年の2LDKマンション
荷物の量 家具一式、衣類多数、食器棚2つ、押入れに布団・季節用品
依頼内容 家財の搬出・処分。仏壇の供養手配。貴重品は事前に選別済み
費用 16万円(仏壇供養2万円含む、買取で1.5万円相殺)
作業時間 約6時間(作業員3名)

ポイント: 依頼者が事前に貴重品と写真アルバムを選別していたため、当日の仕分け時間が短縮されました。ハイブリッド方式の典型的な成功例です。

事例2:相続発生後の4LDK一戸建ての片付け

項目 内容
状況 父が他界。築45年の木造2階建て4LDK。物置・ガレージあり
荷物の量 1階に家具・家電一式、2階に本棚6本分の蔵書と衣類。物置にDIY工具・園芸用品
依頼内容 全家財の搬出・処分。相続人3名で形見分け後に依頼
費用 38万円(家電リサイクル料1.2万円含む、買取で3万円相殺)
作業時間 1.5日(作業員5名)

ポイント: 物置とガレージの荷物が想定より多く、見積もり時にすべてのスペースを撮影していたため追加料金は発生しませんでした。事前の写真撮影の重要性がわかる事例です。

事例3:10年放置した空き家の片付け

項目 内容
状況 母が他界後10年間放置した3LDK一戸建て。売却のため片付けが必要に
荷物の量 全部屋に荷物が残った状態。一部に湿気によるカビ発生。庭に不用品多数
依頼内容 全家財の搬出・処分。簡易清掃
費用 45万円(簡易清掃費5万円含む。買取品はなし)
作業時間 2日間(作業員6名)

ポイント: 長期間放置したことで家財の劣化が進み、買取対象になる物がほぼありませんでした。また、カビ対応の簡易清掃が追加されています。放置期間が長いほど費用がかさむ典型例です。早めの対応が費用削減に直結します。

費用を抑える6つの方法

実家の片付け費用をできるだけ抑えるための具体的な方法を、効果が大きい順に紹介します。

1. ハイブリッド方式で自分でできる部分を先にやる

前述のとおり、貴重品・思い出の品・明らかなゴミを事前に選別しておくことで、業者の作業時間が短縮され、費用を20〜30%抑えられます。これが最も効果の大きい方法です。

2. 明らかなゴミは自治体の回収で事前に処分する

古い新聞・雑誌、期限切れの食品、壊れた小物など、明らかに不要な物は自治体のゴミ収集で事前に出しておきましょう。搬出する荷物が減れば、その分だけ費用が下がります。 特に紙類・衣類はかさが大きいため、事前処分の効果が高い品目です。

3. 買取サービスを活用する

買取対応をしている業者であれば、価値のある物品の買取額が作業費用から差し引かれます。特に以下の品目は査定額が高くなる傾向があります。

品目 買取の目安 条件
冷蔵庫・洗濯機 3,000〜15,000円 製造5年以内
エアコン 2,000〜10,000円 製造5年以内
ブランド品 5,000〜100,000円以上 状態による
貴金属・宝石 相場による 金・プラチナは重量で査定
着物(正絹・作家物) 1,000〜50,000円 保存状態による
骨董品・美術品 鑑定次第 作家物は高額になることも

買取について詳しくは遺品整理の買取で費用を抑える|対象品・相場・注意点をご参照ください。

4. 複数の業者から見積もりを取る

1社だけで決めず、最低2〜3社から見積もりを取って比較しましょう。同じ条件でも業者によって数万円〜十数万円の差が出ることがあります。

見積もりを比較する際のチェックポイントは以下のとおりです。

  • 総額だけでなく内訳が明記されているか
  • 追加料金が発生する条件が説明されているか
  • 処分費・運搬費は含まれているか
  • 買取に対応しているか

見積もりの取り方について詳しくは遺品整理の見積もりの取り方|比較のコツと失敗しない方法もご確認ください。

5. 繁忙期を避ける

3月〜4月の引っ越しシーズンや、お盆・年末年始は業者が繁忙期に入り、費用が上がる傾向があります。可能であれば5〜6月、9〜11月など閑散期に依頼すると、費用を抑えやすくなります。

6. 自治体の補助金・助成金を確認する

一部の自治体では、空き家の片付けや解体に対する補助金・助成金制度を設けています。金額や条件は自治体ごとに異なりますが、片付け費用の一部を補助してくれる場合があります。実家のある自治体の空き家対策窓口に確認してみましょう。

失敗しない業者選びの5つのポイント

実家の片付け業者は数多くありますが、サービスの質や料金体系は業者によって大きく異なります。後悔しない選択をするために、以下の5つの観点で比較してください。

料金の透明性を確認する

最も重要なのは、見積もりの段階で総額が確定するかどうかです。「一式○万円」としか書かれていない見積もりや、「当日の状況によって変動します」という曖昧な説明をする業者には注意が必要です。

信頼できる業者は、作業費・運搬費・不用品の引き取り費用などを項目ごとに明示し、見積もり後の追加請求がないことを明言しています。

見積もりの手軽さで比較する

従来の片付け業者では、現地に来てもらって見積もりを取るのが一般的でした。しかし、遠方に住んでいる場合、見積もりのためだけに帰省するのは大きな負担です。

最近では、室内の写真を送るだけで見積もりが届くサービスも増えています。写真をもとにした見積もりであれば、自宅にいながら複数の業者を比較することも可能です。忙しい方や遠方にお住まいの方にとって、見積もりの手軽さは業者選びの重要な基準になります。

対応スピードと相談のしやすさ

片付けを進める中で、「これは買い取ってもらえるのか」「作業日を変更したい」など、細かな相談が必要になる場面は少なくありません。

LINEなどのチャットで気軽にやり取りできる業者であれば、仕事の合間や夜間でも自分のペースで相談ができます。営業時間を気にせずに連絡できる点は、日中忙しい方にとって大きなメリットです。

さらに、問い合わせから見積もりまでの対応スピードも重要な判断材料です。即日〜翌日に見積もりが届く業者は、作業のスケジュール調整もスムーズに進む傾向があります。

許認可と実績の確認

業者の信頼性を見極めるには、以下の点を確認しましょう。

  • 一般廃棄物収集運搬業の許可、または許可業者との提携があるか
  • 古物商許可を取得しているか(買取を行う場合に必要)
  • 作業実績や利用者の声が確認できるか
  • 損害賠償保険に加入しているか

許認可を持たない業者に依頼すると、不用品が不法投棄されるリスクがあります。見積もり時に確認しておくことをおすすめします。

追加サービスの有無

実家の片付けでは、単純な荷物の搬出以外にも必要になる作業があります。以下のようなサービスに対応しているかどうかも、業者選びの重要な比較ポイントです。

  • 仏壇や神棚の供養手配
  • 貴重品の捜索・仕分け
  • 簡易清掃(ハウスクリーニング)
  • 不動産会社への引き継ぎ対応
  • 買取査定

これらを別の業者に個別依頼すると手間と費用がかさみます。ワンストップで対応できる業者を選ぶと、トータルの負担を抑えられます。

業者選びのより詳しいチェックポイントは遺品整理業者の選び方|信頼できる業者の見極め方5選で解説しています。

業者選びチェックリスト

業者に見積もりを依頼する際、以下のチェックリストを活用してください。印刷またはスクリーンショットで保存しておくと便利です。

見積もり段階で確認すること

  • 見積もり金額の内訳が項目別に明記されているか
  • 追加料金が発生しない旨が明記されているか
  • 買取対応の有無と、買取額の相殺方法
  • 写真での見積もりに対応しているか
  • 見積もりから作業までの対応スピード

業者の信頼性を確認すること

  • 一般廃棄物収集運搬業の許可(または許可業者との提携)
  • 古物商許可の取得状況
  • 損害賠償保険への加入
  • 過去の作業実績・利用者の評価

サービス内容を確認すること

  • 仏壇・神棚の供養手配への対応
  • 貴重品の捜索・仕分けサービス
  • 作業前後の写真報告の有無
  • 立ち会い不要での対応可否
  • 簡易清掃やハウスクリーニングへの対応

契約前に確認すること

  • キャンセルポリシー(いつまで無料でキャンセルできるか)
  • 支払い方法と支払いタイミング
  • 作業日の変更が可能かどうか
  • 近隣への配慮(養生・作業時間帯)

業者に依頼する場合の流れ|5ステップ

実家の片付けを業者に依頼する場合、一般的には以下のような流れで進みます。

ステップ1:写真を送って見積もりを依頼

各部屋の写真を撮影し、業者に送ります。写真ベースの見積もりに対応している業者であれば、現地に行かなくても概算金額を把握できます。

撮影のコツは以下のとおりです。

  • 部屋全体が見えるように広角で撮る(スマートフォンの広角モードが便利)
  • 押入れ・クローゼットの中も撮影する(扉を開けた状態で)
  • 物置・ガレージ・屋根裏も忘れずに
  • 搬出経路(廊下・階段・玄関の幅)も撮影すると正確性が上がる
  • 明るい時間帯に撮影すると、荷物の量が伝わりやすい

ステップ2:見積もり内容を確認・比較

届いた見積もりの内訳を確認します。2〜3社から見積もりを取り、総額だけでなく、何にいくらかかるのかが明記されているかをチェックしてください。追加料金の有無についても、この段階で必ず確認しておきましょう。

ステップ3:作業日を調整

見積もりに納得できたら、作業日を決めます。以下の点を事前に確認しておくとスムーズです。

  • 立ち会いが必要かどうか
  • 鍵の受け渡し方法
  • 近隣への事前挨拶の要否
  • 駐車スペースの確保

ステップ4:作業の実施

当日は業者が搬出・仕分け・処分を行います。立ち会いが可能な場合は、残したい物の最終確認ができます。立ち会い不要の場合は、作業前後の写真報告で状況を確認できる業者を選ぶと安心です。

作業時間の目安は、2LDKで5〜8時間、一戸建てで1〜2日です。

ステップ5:完了確認と精算

作業完了後、室内の状態を確認して精算となります。買取品がある場合は、作業費用から差し引かれます。不動産の売却を予定している場合は、完了後に不動産会社に連絡しましょう。

実家の片付けで起こりやすいトラブルと対策

実家の片付けでは、以下のようなトラブルが起こりがちです。事前に知っておくことで、回避できるケースがほとんどです。

きょうだい間での意見の対立

「あの家具は残したい」「いや、処分すべきだ」と、きょうだいの間で意見が合わないケースは非常に多いです。

対策:片付けを始める前に、家族会議を開いて「残す物の基準」を決めておく。 例えば「仏壇と写真アルバムは残す。それ以外の家具・家電はすべて処分」といった明確なルールを決めておくと、当日のトラブルを防げます。

重要書類の紛失

片付けの最中に、不動産の権利証や保険証券を誤って処分してしまうケースがあります。

対策:片付けの最初に「重要書類用の箱」を用意し、少しでも重要そうな書類はすべてその箱に入れる。 業者に依頼する場合も、書類の扱いについて事前に指示しておきましょう。

想定以上の費用請求

見積もり時に伝えていなかった物品(屋根裏の荷物、庭の物置の中身など)が判明し、追加費用が発生するケースがあります。

対策:見積もり時に家のすべてのスペースの写真を送る。 「追加料金なし」を明言している業者を選ぶことも重要です。

不法投棄のリスク

極端に安い業者に依頼した結果、不用品が不法投棄され、依頼者にも責任が及ぶケースがあります。

対策:許認可を確認する。 一般廃棄物収集運搬業の許可、または許可業者との提携を確認してから依頼しましょう。相場からかけ離れた安さの業者は避けるのが無難です。

近隣トラブル

作業日にトラックが道を塞いだり、搬出作業の音で近隣から苦情が来るケースがあります。

対策:作業日が決まったら、近隣への事前挨拶を行う。 業者側で養生や作業時間帯の配慮をしてくれるかどうかも、事前に確認しておきましょう。

遺品整理で発生しやすいトラブルについて詳しくは遺品整理のトラブル事例7選|被害を防ぐための対策と業者選びもご確認ください。

よくある質問

Q. 実家が遠方にあるのですが、立ち会いなしで依頼できますか?

はい、立ち会いなしで依頼できる業者は多いです。 写真ベースで見積もりを行い、鍵の受け渡しは郵送や事前の預かりで対応できます。作業前後の写真報告をしてくれる業者を選べば、遠方からでも作業の状況を確認できます。

Q. 実家にある仏壇はどう処分すればいいですか?

仏壇は処分前に「お魂抜き(閉眼供養)」を行うのが一般的です。 菩提寺に依頼するか、供養に対応している業者に相談しましょう。費用は1〜3万円程度です。遺品供養について詳しくは遺品供養の方法と費用|お焚き上げ・合同供養の違いを解説をご参照ください。

Q. 実家の片付け費用は相続財産から出せますか?

一般的に、実家の片付け費用は相続財産から支出することが可能です。 ただし、相続人間で費用の負担方法について合意しておくことが重要です。領収書は必ず保管しておきましょう。

Q. 片付けと不動産の売却は同時に進められますか?

同時進行は可能ですが、片付けが先行する形が一般的です。 家財が残った状態では不動産の内見ができないため、売却活動に支障が出ます。片付け完了後に不動産会社に連絡するとスムーズです。

Q. 実家の片付けにどれくらいの期間がかかりますか?

業者に依頼した場合は1〜2日、自分で行う場合は数週間〜数か月が目安です。 一戸建ての実家を自力で片付ける場合、毎週末作業しても1〜3か月かかるケースが多いです。遺品整理の期間について詳しくは遺品整理にかかる時間はどれくらい?自分でやる場合と業者の目安をご確認ください。

Q. 生前整理として親と一緒に片付けることはできますか?

はい、親御さんが元気なうちに一緒に片付けるのが最も理想的です。 ご本人の意向を確認しながら進められるため、後から「あれは捨てるべきではなかった」という後悔を防げます。生前整理の進め方については生前整理のやり方|何から始める?具体的な手順とチェックリストをご参照ください。

Q. 遺品整理業者と不用品回収業者、どちらに頼むべきですか?

実家の片付けには、遺品整理業者への依頼がおすすめです。 不用品回収業者は「荷物を運び出すだけ」が基本ですが、遺品整理業者は仕分け・貴重品の捜索・供養手配など、きめ細かなサービスに対応しています。両者の違いについては遺品整理と不用品回収の違い|どちらに依頼すべきか判断基準で詳しく解説しています。

Q. 見積もりは何社くらいから取るべきですか?

最低でも2〜3社から取ることをおすすめします。 同じ条件でも業者によって数万円〜十数万円の差が出ることがあります。ただし、あまり多くの業者に依頼すると比較が煩雑になるため、3社程度が現実的です。見積もりの比較方法については遺品整理の見積もりの取り方|比較のコツと失敗しない方法をご参照ください。

Q. 片付け当日に「やっぱり残したい」と思った物はどうなりますか?

作業中でも残したい物が出てきた場合は、業者に伝えれば対応してもらえるのが一般的です。 立ち会いの場合はその場で指示できます。立ち会い不要で依頼している場合は、事前に「判断に迷う物は別にしておいてほしい」と伝えておくとよいでしょう。

Q. 賃貸の実家の場合、原状回復は必要ですか?

はい、賃貸物件の場合は原状回復義務があります。 ただし、経年劣化による損耗は借主の負担にならないのが原則です。退去期限との兼ね合いもあるため、早めに管理会社に連絡して条件を確認しましょう。賃貸物件の遺品整理について詳しくは賃貸物件の遺品整理|退去期限・原状回復・費用負担を解説をご確認ください。

まとめ

実家の片付けは、親の施設入所や相続、空き家管理、実家じまいといった人生の大きな転機に伴う作業です。物量の多さ、遠方への移動、感情的な負担が重なり、一人で抱え込むと長期化してしまいがちです。

業者に依頼すれば、1日から2日で作業が完了します。費用相場は1Kで3万5千円から、3LDKで17万円からが目安です。費用を抑えるには、貴重品だけ自分で選別し、残りを業者に任せる「ハイブリッド方式」が最も効率的です。

業者選びでは以下の5つを確認しましょう。

  1. 料金の透明性 --- 内訳が明記され、追加料金がないこと
  2. 見積もりの手軽さ --- 写真を送るだけで見積もりが届くこと
  3. 対応スピードと相談のしやすさ --- チャットで気軽にやり取りできること
  4. 許認可の有無 --- 廃棄物処理の許可を持っていること
  5. 追加サービス --- 供養・買取・清掃にワンストップで対応できること

まずは費用感を把握することが、次の一歩につながります。

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