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遺品整理の買取で費用を抑える|対象品・相場・注意点

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遺品整理の買取で費用を抑える|対象品・相場・注意点

遺品整理
この記事でわかること
  • 遺品整理で買取対象になる10カテゴリーの品目一覧
  • 品目別の最新買取相場(金は1gあたり約25,000円)
  • 3つの買取方法の手軽さ・金額・所要時間の比較
  • 買取を活用して実質負担を半額以下にした3つの実例
  • 高く売るための7つの準備チェックリスト

遺品整理を業者に依頼すると、間取りや荷物の量によっては数十万円の費用がかかることがあります。そんなとき、故人が残された品物の中に買取できるものがあれば、整理費用から差し引いてもらえるケースがあることをご存じでしょうか。

実際に、買取対象品が多い現場では整理費用の3〜5割を買取額でカバーできたケースもあります。ただし、すべての遺品に値がつくわけではなく、品目や状態によって買取額は大きく異なります。

この記事では、遺品整理で買取の対象になりやすい品目、最新の買取相場、買取方法の比較、そしてトラブルを避けるための注意点を具体的な事例とあわせて解説します。記事の最後には「買取前にやっておくべき準備チェックリスト」も掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。

遺品整理で買取できるもの10カテゴリー

遺品の中には、思った以上に価値のあるものが含まれていることがあります。ここでは、買取対象になりやすい品目を10のカテゴリーに分けてご紹介します。

貴金属・ジュエリー

金・プラチナ・ダイヤモンドなどの貴金属は、素材そのものに価値があるため、デザインや年代を問わず買取されやすい品目です。遺品整理における買取品の中で、もっとも高額になりやすいカテゴリーでもあります。

  • 金・プラチナのアクセサリー(ネックレス、指輪、ブレスレット)
  • ダイヤモンド・宝石類
  • 真珠のネックレス・ブローチ
  • 金歯・金杯などの金製品
  • 壊れたアクセサリー(金・プラチナは破損していても買取可能)

2026年3月時点で、金の買取価格は1gあたり約25,000円前後と歴史的な高水準で推移しています。2025年時点では1gあたり1万円台だったことを考えると、わずか1年で大幅に上昇しました。小さな金のネックレス(約5g)でも12万円以上の価値になる計算です。

故人の遺品として残されたジュエリーは、ご遺族が価値に気づかないまま処分してしまうケースも少なくありません。「古い」「壊れている」と思っても、金やプラチナの素材であれば値がつく可能性が高いため、まずは査定に出してみることをおすすめします。

ブランド品

ブランドバッグ・財布・時計は、状態や人気の度合いによって高額買取が期待できます。

  • ブランドバッグ・財布(ルイ・ヴィトン、エルメス、シャネル、グッチなど)
  • ブランド時計(ロレックス、オメガ、カルティエ、セイコー上位モデルなど)
  • ブランドアクセサリー(ティファニー、ブルガリなど)
  • ブランドスカーフ・ベルトなどの小物

特にエルメスのバーキンやロレックスのデイトナなどは、定価を超えるプレミア価格で取引されることもあります。故人が大切にされていたブランド品は、まず型番やモデル名を確認しておきましょう。

家電製品

製造から5年以内の家電製品は、買取の対象になりやすいカテゴリーです。

  • 冷蔵庫・洗濯機・エアコン(年式が新しいほど高額)
  • テレビ(液晶・有機EL)
  • 電子レンジ・炊飯器・掃除機
  • パソコン・タブレット
  • 空気清浄機・加湿器

製造年が古いものや故障しているものは買取が難しいため、型番と製造年を事前に確認しておくとスムーズです。家電の型番は本体の裏面や側面に記載されていることが多いので、写真に撮っておくと査定時に役立ちます。

製造から5年を超えた家電でも、ダイソン・バルミューダ・パナソニックの上位シリーズなど人気メーカーの上位モデルであれば買取がつくケースもあります。

家具・インテリア

ブランド家具や状態のよい家具は、買取価格がつくことがあります。

  • 有名メーカーのダイニングテーブル・チェア(カリモク、飛騨産業、マルニ木工など)
  • 高級ソファ・ベッドフレーム
  • アンティーク家具・桐たんす
  • デザイナーズ照明(ルイスポールセン、フロスなど)
  • 食器棚・本棚(ブランド品に限る)

ただし、大型家具は需要と運搬コストのバランスがあるため、一般的な量産品は値がつきにくい傾向があります。ニトリやIKEAなどの量産家具は、状態が良くても買取対象外になることがほとんどです。

着物・和装品

着物は種類や状態によって買取価格に大きな差があります。

  • 正絹の訪問着・振袖・留袖
  • 有名作家の作品(人間国宝など)
  • 名門織物(大島紬、結城紬、西陣織など)
  • 帯(袋帯・名古屋帯)
  • 和装小物(帯締め・帯揚げなど高級品)

ウールやポリエステルの着物は買取対象外になることが多いですが、正絹で状態がよければ1枚数千円〜数万円の価格がつくこともあります。シミや虫食いがあると大幅に価値が下がるため、保管状態が良好なうちに査定を依頼するのがポイントです。

着物の処分方法については遺品整理で着物を処分する方法|買取・リメイク・供養の記事でも詳しく解説しています。

骨董品・美術品

専門知識がないと価値がわかりにくいカテゴリーですが、思わぬ高額になることがあります。

  • 掛け軸・日本画・油絵
  • 茶道具(茶碗、茶釜、棗など)
  • 陶磁器(有田焼、九谷焼、備前焼など)
  • 仏像・仏具
  • 古い地図・古文書

木箱に入った器や壺、額に入った絵画などは、見た目で「古いだけ」と判断せずに必ず専門家の査定を受けましょう。実際に、自宅の押入れから出てきた掛け軸が数十万円の価値があったというケースもあります。

カメラ・光学機器

故人が写真愛好家だった場合、特に注目すべきカテゴリーです。

  • フィルムカメラ(ライカ、ニコン、キヤノンなど)
  • デジタル一眼レフ・ミラーレスカメラ
  • 交換レンズ(特にオールドレンズは高騰傾向)
  • 双眼鏡・望遠鏡

近年、フィルムカメラやオールドレンズの人気が高まっており、ライカのフィルムカメラは1台で数十万円〜100万円以上の価値がつくこともあります。レンズ1本1本にも価値がある可能性があるため、まとめて処分せず個別に査定を受けることをおすすめします。

楽器

楽器は状態がよければ安定した買取価格がつきやすい品目です。

  • ピアノ(グランドピアノ・アップライトピアノ)
  • ギター(マーティン、ギブソン、フェンダーなど)
  • バイオリン・チェロ
  • 管楽器(サックス、フルートなど)

特にスタインウェイやヤマハの上位モデルのグランドピアノ、ヴィンテージのエレキギターなどは高額買取が期待できます。

コレクション品

故人が収集していたコレクションには、思わぬ価値が眠っていることがあります。

  • 切手・古銭・記念硬貨
  • レコード・レコードプレーヤー
  • 鉄道模型・プラモデル
  • フィギュア・トレーディングカード
  • 古書・初版本・絶版本
  • 万年筆・ライター(ブランド品)

コレクション品は「どこに売るか」で買取価格が大きく変わります。総合リサイクルショップよりも、ジャンル特化の専門店に持ち込んだほうが適正な査定を受けられます。

その他の意外な買取対象品

以下のようなものも、条件次第で買取対象になります。

  • ゴルフクラブ・釣り具などの趣味用品
  • 工具類(電動工具は特に需要が高い)
  • 未使用の贈答品(タオルセット、食器セットなど)
  • ウイスキー・ワインなどの酒類(未開封品)
  • 勲章・メダル類

特にウイスキーは近年価格が高騰しており、山崎や白州の古い年代物は1本数十万円以上で取引されることもあります。故人のコレクションの中に酒類がある場合は、安易に処分せず査定を依頼しましょう。

遺品の買取相場一覧【2026年最新】

買取価格は品物の状態・年式・ブランド・市場の需給によって大きく異なります。以下は2026年3月時点の一般的な目安です。

品目 買取価格の目安 備考
金のアクセサリー 1gあたり約20,000〜25,000円 純度により変動。K18は約75%換算
プラチナのアクセサリー 1gあたり約4,000〜5,000円 金より変動が大きい
ブランドバッグ(人気ブランド) 10,000〜500,000円以上 エルメス・シャネルは特に高額
ブランド時計 30,000〜数百万円 ロレックスはプレミア価格の場合も
冷蔵庫(5年以内・大型) 5,000〜30,000円 メーカー・容量で差が出る
洗濯機(5年以内) 3,000〜20,000円 ドラム式は高額傾向
液晶テレビ(5年以内) 3,000〜25,000円 大型・4K対応は高め
エアコン(5年以内) 3,000〜15,000円 取り外し費用に注意
カリモク等ブランド家具 5,000〜100,000円 大型は運搬コスト考慮
桐たんす・アンティーク家具 5,000〜100,000円 状態と希少性による
フィルムカメラ(ライカ等) 30,000〜1,000,000円以上 ライカは特に高騰中
デジタルカメラ・レンズ 3,000〜100,000円以上 年式とメーカーによる
着物(正絹・良品) 1,000〜50,000円 作家物は数十万円も
ピアノ(アップライト) 0〜100,000円 メーカー・年式で大差
ピアノ(グランド) 50,000〜500,000円 スタインウェイは高額
骨董品・美術品 1,000〜数百万円 専門査定が必須
切手コレクション 額面の50〜80%程度 プレミア切手は額面超え
ウイスキー(未開封) 5,000〜数十万円 山崎・白州は高騰中
ゴルフクラブ 1,000〜50,000円 人気メーカーの最新モデル

上記はあくまで参考値です。同じ品目でも状態・付属品の有無・市場の動向で大きく変動します。正確な金額は必ず査定を受けて確認しましょう。

買取で値がつきにくいもの

逆に、以下のものは買取が難しいことが多いです。事前に把握しておくことで、過度な期待を避けられます。

  • 製造から5年以上経過した家電(リサイクル法対象品は処分費がかかる場合も)
  • 量産品の家具(ニトリ・IKEA・無印良品のユニットシェルフなど)
  • 状態の悪い衣類・着物(シミ・虫食い・カビがあるもの)
  • ノーブランドのアクセサリー(素材に価値がなければ買取不可)
  • 百科事典・全集(かつては高額だったが、現在は需要がほぼない)
  • VHS・カセットテープ(再生機器の普及率が極めて低い)
  • 大量の食器(ノーブランド)(引き取り自体を断られることも)
  • 古いひな人形・五月人形(処分には供養が必要な場合も)

これらは買取ではなく処分費用がかかる対象になるため、買取対象品と処分対象品を事前に仕分けしておくと、整理計画を立てやすくなります。

処分にかかる費用の詳細は遺品整理の片付け業者の相場一覧|料金の仕組みと安くするコツを参考にしてください。

遺品整理での買取を利用する3つの方法

買取を利用する方法はいくつかあります。ご状況に合った方法を選んでください。

方法1: 買取対応のある遺品整理業者に依頼する

もっとも手間がかからないのが、買取にも対応している遺品整理業者に依頼する方法です。整理作業と買取査定を同時に行ってもらえるため、別々の業者に依頼する手間が省けます。

買取額はそのまま整理費用から差し引かれるのが一般的で、見積書の段階で「整理費用 - 買取見込額 = お客様負担額」という形で提示されることが多いです。

メリット

  • 整理と買取を一度に完了できるため手間が最小限
  • 費用から直接差し引かれるためわかりやすい
  • 搬出・運搬も業者がまとめて対応してくれる

デメリット

  • 買取専門店と比べると査定額がやや低めになることがある
  • 専門外の品目(骨董品など)は適正価格がつかない場合も

こんな方に向いている

  • 時間に余裕がなく、まとめて依頼したい方
  • 退去期限が迫っている方
  • 高額品が少ない場合

方法2: リサイクルショップや買取専門店を利用する

遺品整理とは別に、買取専門店に持ち込む(または出張買取を依頼する)方法です。ジャンルに特化した専門店は、遺品整理業者よりも高い査定額がつく場合があります。

メリット

  • 専門店ならジャンルごとの適正価格で査定される
  • 複数ジャンルの専門店を使い分けられる
  • 出張買取に対応している専門店も多い

デメリット

  • 品物ごとに別の店舗へ連絡する必要がある
  • 遺品整理とは別に日程調整が必要
  • 持ち込みの場合は運搬の手間がかかる

こんな方に向いている

  • 貴金属・ブランド品・骨董品など高額品が多い方
  • 少しでも高く売りたい方
  • ある程度の時間的余裕がある方

方法3: フリマアプリ・ネットオークションを活用する

時間に余裕がある場合は、メルカリやヤフオクなどで個別に売却する方法もあります。中間マージンがないため、買取店よりも高い金額で売れる可能性があるのがメリットです。

メリット

  • 最も高い売却価格が期待できる
  • 自分のペースで進められる
  • ニッチなコレクション品ほど高く売れやすい

デメリット

  • 出品・撮影・梱包・発送の手間がかかる
  • 売れるまでに時間がかかる(数日〜数ヶ月)
  • 退去期限がある場合は不向き
  • 購入者とのやりとりが発生する

こんな方に向いている

  • 時間に十分な余裕がある方
  • フリマアプリの操作に慣れている方
  • 特定のコレクション品を適正価格で売りたい方

3つの方法の比較表

項目 遺品整理業者の買取 買取専門店 フリマアプリ
手軽さ とても楽 やや手間 手間がかかる
買取価格 やや低め 高め 最も高い
所要時間 1日(整理と同時) 数日〜1週間 数週間〜数ヶ月
向いている品目 家電・家具全般 貴金属・ブランド・骨董品 コレクション品・着物
退去期限が近い場合 最適 条件付きで可能 不向き
複数社比較 写真査定で容易 出張査定で可能 市場価格で自動比較

おすすめの組み合わせ: 高額品(貴金属・ブランド品・骨董品)だけ買取専門店に査定を依頼し、残りは遺品整理業者にまとめて依頼する方法が、手間と金額のバランスがもっとも良い組み合わせです。

遺品の買取で注意すべき5つのポイント

買取を利用する際には、トラブルを避けるためにいくつかの点に注意が必要です。遺品整理業者とのトラブルを経験した人は約4割というデータもあり、事前の対策が重要です。

1. 相続人全員の同意を得る

遺品は相続財産の一部です。買取に出す前に、相続人全員の合意を得ておくことが最も重要です。

特に貴金属やブランド品など高額なものは、遺産分割協議が済んでいない段階で売却してしまうと、後から「勝手に処分された」と親族間のトラブルに発展するケースがあります。

具体的には以下の手順を踏みましょう。

  1. 相続人を確定させる
  2. 遺言書の有無を確認する
  3. 高額品リストを作成し、相続人全員で共有する
  4. 売却の合意を書面で残す(LINEグループでのやり取り記録でも可)

相続手続きと遺品整理の進め方については遺品整理と相続手続きの関係|先にやるべきことと注意点で詳しく解説しています。

2. 価値のわからないものは安易に処分しない

骨董品や美術品、古い切手やコインなど、見た目だけでは価値がわかりにくいものもあります。「古いから価値がない」と決めつけず、専門の査定を受けてから判断することをおすすめします。

特に以下のような品物は、素人判断で処分してしまうと大きな損失になる可能性があります。

  • 額に入った絵画・版画
  • 木箱に入った器や壺
  • 古い勲章・メダル
  • 蔵書票や限定版の書籍
  • 故人が大切にしていた趣味のコレクション
  • 古いお酒(ウイスキー・ワイン)

実際に、古い記念硬貨のコレクションが想定を大きく超える金額になった事例や、押入れの掛け軸が数十万円の価値だった事例もあります。

3. 複数の業者で査定を比較する

1社だけの査定で決めてしまうと、相場より低い金額で買い取られてしまう可能性があります。同じ品物でも業者によって最大で20倍近い価格差がついたケースも報道されています。

できれば2〜3社に査定を依頼し、金額と対応を比較してから判断するのが安心です。写真を送るだけで査定の概算がわかるサービスを利用すれば、自宅にいながら手軽に比較できます。

4. 買取を急かす業者に注意する

「今すぐ決めないと価格が下がる」「他の方も欲しがっている」など、買取を急かすような発言をする業者は要注意です。信頼できる業者は、遺族が納得するまで検討する時間を与えてくれます。

以下のような言動がある場合は、その場での即決を避けてください。

  • 「今日中に決めてもらえれば上乗せする」
  • 「この価格は今日限り」
  • 見積書を出さず口頭でしか金額を伝えない
  • 査定額の根拠を説明しない
  • 遺品を勝手にダンボールに詰め始める

遺品整理業者とのトラブル事例については遺品整理のトラブル事例7選|被害を防ぐための対策と業者選びも参考にしてください。

5. 古物商許可を確認する

買取業務を行うには「古物商許可」が必要です。業者のWebサイトや見積書に許可番号が記載されているかを確認しましょう。無許可での買取は違法行為にあたるため、利用しないことが大切です。

また、遺品整理業者に買取も依頼する場合は、遺品整理業の許認可(一般廃棄物収集運搬業許可など)に加えて、古物商許可も保有しているかを確認してください。

買取を活用して費用を抑えた3つの事例

実際にどのくらい費用が抑えられるのか、具体的な事例でご紹介します。

事例1: 2LDKマンション|貴金属とブランド品で半額以下に

ご依頼者: 50代女性(母親の一人暮らしマンションの整理)

  • 遺品整理費用: 約18万円
  • 買取品の内訳:
    • 金のネックレス 2本(合計約8g): 約16万円
    • ブランドバッグ(ルイ・ヴィトン)2点: 約4万円
    • 冷蔵庫(3年使用): 約1.5万円
    • 洗濯機(3年使用): 約0.8万円
  • 買取合計: 約22.3万円
  • 実質負担: 0円(差額約4.3万円が返金)

金相場の高騰により、小さなアクセサリーでも予想以上の金額になったケースです。遺品整理の費用を全額カバーできただけでなく、差額が返金されるという結果になりました。

事例2: 3LDK一軒家|趣味のコレクションが高額査定に

ご依頼者: 60代男性(父親の一軒家の整理)

  • 遺品整理費用: 約35万円
  • 買取品の内訳:
    • フィルムカメラ(ライカM3)1台: 約25万円
    • 交換レンズ 5本: 約8万円
    • 掛け軸 2本: 約3万円
    • 桐たんす: 約2万円
    • 金のブレスレット(約10g): 約20万円
    • 着物 3枚(正絹・美品): 約1.5万円
    • ウイスキー 3本(未開封): 約5万円
  • 買取合計: 約64.5万円
  • 実質負担: 0円(差額約29.5万円が返金)

故人が写真愛好家で、ライカのカメラやオールドレンズが保管されていました。カメラは遺品整理業者ではなくカメラ専門の買取店に別途依頼したことで、適正な査定額を得られています。高額品は専門店に査定を依頼することの重要性がわかる事例です。

事例3: 1LDKアパート|買取品が少ないケース

ご依頼者: 40代男性(叔父の一人暮らしアパートの整理)

  • 遺品整理費用: 約15万円
  • 買取品の内訳:
    • 小型テレビ(4年使用): 約3,000円
    • 電子レンジ(2年使用): 約2,000円
  • 買取合計: 約5,000円
  • 実質負担: 約14.5万円

古い家電が中心で、ブランド品や貴金属はなかったケース。買取額はほぼゼロに近い結果となりました。このように、買取に過度な期待を持たず、「あれば助かる」という位置づけで考えておくのが現実的です。

3つの事例から見えるポイント

項目 事例1 事例2 事例3
間取り 2LDK 3LDK 1LDK
整理費用 18万円 35万円 15万円
買取合計 22.3万円 64.5万円 0.5万円
実質負担 0円 0円 14.5万円
高額品の有無 金・ブランド品 カメラ・金・酒 なし

事例1・2に共通するのは、貴金属(金)が高額査定の大きな要因になっている点です。2026年現在の金相場の高騰を考えると、金製品があるかどうかが買取額を大きく左右します。

買取前にやっておくべき7つの準備チェックリスト

買取額を少しでも上げるために、事前にできる準備があります。以下のチェックリストを活用して、査定前に準備を整えましょう。

チェックリスト

  • 貴金属の有無を確認する — たんすの引き出し、仏壇周り、金庫の中を重点的にチェック
  • 品物の汚れを拭き取る — ホコリを払い、表面を軽く拭くだけで査定額が変わることがある
  • 付属品を探して揃える — 保証書、箱、説明書、ケース、鑑定書があると買取価格が上がる
  • 型番・製造年を写真で記録する — 家電の裏面・側面に記載。写真で送れるオンライン査定にも活用できる
  • 高額品と一般品を仕分ける — 高額品は専門店、一般品は遺品整理業者と使い分ける判断材料に
  • 相続人全員に買取の同意を得る — 高額品リストを共有し、売却の合意を記録に残す
  • 最低2〜3社に査定を依頼する — 写真査定を活用すれば自宅にいながら比較できる

特に確認すべき「隠れた高額品」の保管場所

故人が大切なものを保管しがちな場所をリストアップしました。整理を始める前に、以下の場所を重点的に確認してください。

  • たんすの引き出しの奥 — 貴金属、通帳、証書
  • 仏壇の引き出し — 貴金属、印鑑、重要書類
  • 押入れの天袋 — 骨董品、掛け軸、着物
  • 本棚の裏側・本の間 — 古書、切手帳、へそくり
  • 冷蔵庫の中 — 一部の高齢者は貴重品を冷蔵庫に保管
  • 靴箱の奥 — 箱入りのブランド品
  • クローゼットの上段 — カメラ、時計のコレクション

遺品整理を自分で進める方法については遺品整理を自分でやる方法|準備から完了まで5つの手順もあわせてご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 遺品整理と買取を同時に依頼できますか?

はい、買取対応のある遺品整理業者に依頼すれば、整理作業と買取査定を同日に行えます。買取額は整理費用から差し引かれるため、実質的な負担額が減る仕組みです。ただし、高額品については別途専門店への査定を検討するのも賢い選択です。

Q2. 壊れたアクセサリーでも買取してもらえますか?

金やプラチナ素材のアクセサリーであれば、壊れていても買取可能です。貴金属は「素材としての価値」で査定されるため、チェーンが切れている、石が外れているなどの状態でも、金属の重量と純度に応じた価格がつきます。

Q3. 故人の遺品を買取に出すのに法的な手続きは必要ですか?

遺品は相続財産の一部にあたるため、原則として相続人全員の同意が必要です。遺産分割協議が済んでいない段階で特定の相続人だけが売却すると、後からトラブルになる可能性があります。高額品の売却は、相続手続きの進捗と合わせて判断してください。

Q4. 買取で得たお金に税金はかかりますか?

生活用動産(生活のために使っていた家具・家電・衣類など)の売却益は、原則として非課税です。ただし、貴金属や骨董品など1点あたり30万円を超える売却益が出た場合は、譲渡所得として申告が必要になることがあります。不安な場合は税理士に相談することをおすすめします。

Q5. 買取と遺品供養は同時にお願いできますか?

多くの遺品整理業者では、買取と供養の両方に対応しています。買取対象になるものは買取に、売れないけれど処分しづらいもの(人形、仏具、思い出の品など)は供養に出すという形で進められます。供養の方法については遺品供養の方法と費用|お焚き上げ・合同供養の違いを解説を参考にしてください。

Q6. 遺品の買取相場はどうやって調べられますか?

品目ごとの買取相場は、写真を送って査定を依頼する方法がもっとも手軽です。複数の業者に写真を送れば、自宅にいながら相場感をつかむことができます。フリマアプリで同じ品目の過去の取引価格を確認するのも参考になります。

Q7. 退去期限が迫っている場合、買取と整理はどちらを優先すべきですか?

退去期限が近い場合は、買取対応のある遺品整理業者にまとめて依頼するのがもっとも現実的です。整理と買取を同日に完了できるため、期限に間に合わせやすくなります。高額品だけ事前に写真査定で相場を確認しておき、査定額に納得できなければ手元に残すという選択も可能です。賃貸物件の退去については賃貸物件の遺品整理|退去期限・原状回復・費用負担を解説で詳しく解説しています。

Q8. フリマアプリで遺品を売るとき、気をつけることはありますか?

故人のプライバシーに配慮した出品が必要です。名前や住所が記載された書類が写り込まないよう、撮影前に確認しましょう。また、故人が愛用していたことを商品説明に記載するかどうかは意見が分かれるところですが、「遺品整理のため出品」と書くことで購入者の理解を得やすくなるケースもあります。

Q9. 古い金歯にも買取価値はありますか?

はい、金歯は金としての価値があるため買取対象になります。歯科用の金合金は純度が比較的高い(K14〜K20程度)ため、1本あたり数千円〜1万円以上の買取価格がつくこともあります。複数本あればまとまった金額になるため、処分せずに査定に出しましょう。

Q10. 買取額に納得できない場合、断ることはできますか?

もちろん断ることができます。査定は無料で行っている業者がほとんどですので、金額に納得できなければ他の業者に再査定を依頼しましょう。信頼できる業者であれば、キャンセルを申し出ても嫌な顔をせず、丁寧に対応してくれます。

まとめ

遺品整理で買取を活用すれば、整理費用の負担を大幅に軽減できる可能性があります。特に2026年現在は金相場が歴史的な高水準にあるため、金やプラチナのアクセサリーがある場合は、処分する前に必ず査定を受けることをおすすめします。

買取を成功させるための3つのポイントをまとめます。

  1. 品物を正しく仕分ける — 高額品と一般品を分け、高額品は専門店に、一般品は遺品整理業者にまとめて依頼する
  2. 複数社に査定を依頼する — 1社だけで決めず、最低2〜3社に写真査定を依頼して比較する
  3. 相続人全員の同意を得る — 特に高額品は、売却前に必ず相続人全員で合意しておく

もっとも手軽なのは、買取対応のある遺品整理業者に依頼する方法です。整理と査定を同時に進められるため、時間や労力を最小限に抑えることができます。

故人が大切にされていた品物だからこそ、適正な価値で引き取ってもらえる業者を選ぶことが、故人への敬意にもつながります。無理のない範囲で、ご自身に合った方法を選んでいただければと思います。

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